魚浦商店は大正7年創業の４代続く魚屋です。
初代　脇田浦次郎は、神奈川県平塚市須賀の出で、
小田原で奥さんと知合ってから、魚屋を開業致しました。
屋号の魚浦商店の由来は「魚屋の浦次郎」から取ったものです。
小田原の漁師から魚を仕入、天秤棒かついで、箱根の山坂道を登り、
各旅館に魚を納めていました。
２代目　脇田藤一は、浦次郎の娘のシゲと結婚し、
婿養子に入って魚浦商店を継ぎました。
天秤棒から車に配達方法は変わり、
現在の箱根宮ノ下にお店を構える事が出来ました。
（宮ノ下にお店を構えて５０年以上が経ちました。）
現在は、３代目　脇田裕朗が引き継ぎ営業しております。
尚、４代目として息子がお店で修行中で、
魚浦商店の歴史を引き継ぐ事になります。
大正７年から97年間、仕入れ先が漁師さんから市場に代わっても、変わらぬ思いは
小田原の新鮮な地魚を中心に、全国各地からより良いものを仕入、お客様に提供する。
初代から続くこの思いを忘れずに営業しております。